Dropstone CLI

ルール

dropstone のカスタム指示を設定します。

AGENTS.md ファイルを作成することで、dropstone にカスタム指示を提供できます。これは Cursor のルールに似ています。LLM のコンテキストに含まれる指示を記述し、特定のプロジェクトに合わせて動作をカスタマイズします。


初期化

新しい AGENTS.md ファイルを作成するには、dropstone で /init コマンドを実行します。

Tip

プロジェクトの AGENTS.md ファイルを Git にコミットして、チームの他のメンバーも同じルールを利用できるようにしましょう。

/init はリポジトリ内の重要なファイルをスキャンし、コードベースだけでは答えられない場合は的を絞った質問をいくつか行い、プロジェクト固有の簡潔なガイダンスを含む AGENTS.md を作成または更新します。

将来のエージェントセッションで必要になる可能性が高い事項に焦点を当てます:

  • ビルド、lint、テストのコマンド
  • コマンドの順序や、重要となる検証手順
  • ファイル名だけでは明らかにならないアーキテクチャとリポジトリ構造
  • プロジェクト固有の規約、セットアップ上の癖、運用上の注意点
  • Cursor や Copilot のルールなど、既存の指示ソースへの参照

すでに AGENTS.md がある場合、/init はそれを盲目的に置き換えるのではなく、その場で改善します。


このファイルを手動で作成することもできます。以下は、AGENTS.md ファイルに記述できる内容の例です。

# SST v3 Monorepo Project

This is an SST v3 monorepo with TypeScript. The project uses bun workspaces for package management.

## Project Structure

- `packages/` - Contains all workspace packages (functions, core, web, etc.)
- `infra/` - Infrastructure definitions split by service (storage.ts, api.ts, web.ts)
- `sst.config.ts` - Main SST configuration with dynamic imports

## Code Standards

- Use TypeScript with strict mode enabled
- Shared code goes in `packages/core/` with proper exports configuration
- Functions go in `packages/functions/`
- Infrastructure should be split into logical files in `infra/`

## Monorepo Conventions

- Import shared modules using workspace names: `@my-app/core/example`

ここにプロジェクト固有の指示を追加しており、これはチーム全体で共有されます。


種類

dropstone は複数の場所から AGENTS.md ファイルを読み取ることもサポートしています。それぞれ異なる目的に使用されます。

プロジェクト

プロジェクト固有のルールとして、プロジェクトのルートに AGENTS.md を配置します。これらのルールは、このディレクトリまたはそのサブディレクトリで作業している場合にのみ適用されます。

グローバル

~/.config/dropstone/AGENTS.md ファイルにグローバルルールを置くこともできます。これはすべての dropstone セッションに適用されます。

これは Git にコミットされたりチームと共有されたりしないため、LLM が従うべき個人用のルールを指定するために使用することをお勧めします。

Claude Code との互換性

Claude Code から移行するユーザーのために、Dropstone は Claude Code のファイル規約をフォールバックとして読み取ります:

  • プロジェクトルール: プロジェクトディレクトリ内の CLAUDE.md(AGENTS.md が存在しない場合に使用)
  • グローバルルール: ~/.claude/CLAUDE.md(~/.config/dropstone/AGENTS.md が存在しない場合に使用)
  • スキル: ~/.claude/skills/(詳細は スキル を参照)

Dropstone が Claude Code の場所を読み取らないようにするには、それらのファイルを削除または名前変更するか(または同等の内容を AGENTS.md にコミットしてプロジェクトを優先させます)。


優先順位

Dropstone は起動時に、次の順序でルールファイルを探します:

  1. ローカルファイル: 現在のディレクトリから上方向にたどって検索(AGENTS.mdCLAUDE.md)
  2. グローバルファイル: ~/.config/dropstone/AGENTS.md
  3. Claude Code ファイル: ~/.claude/CLAUDE.md(上記のいずれも存在しない場合)

各カテゴリで最初に見つかったファイルが優先されます。たとえば、AGENTS.mdCLAUDE.md の両方がある場合、AGENTS.md のみが使用されます。同様に、~/.config/dropstone/AGENTS.md~/.claude/CLAUDE.md よりも優先されます。


カスタム指示

dropstone.json またはグローバルの ~/.config/dropstone/dropstone.json でカスタム指示ファイルを指定できます。これにより、既存のルールを AGENTS.md に複製することなく、あなたとチームで再利用できます。

例:

{
  "$schema": "https://dropstone.io/schema/config.json",
  "instructions": ["CONTRIBUTING.md", "docs/guidelines.md", ".cursor/rules/*.md"]
}

リモート URL を使用して、Web から指示を読み込むこともできます。

{
  "$schema": "https://dropstone.io/schema/config.json",
  "instructions": ["https://raw.githubusercontent.com/my-org/shared-rules/main/style.md"]
}

リモートの指示は 5 秒のタイムアウトで取得されます。

すべての指示ファイルは、AGENTS.md ファイルと組み合わされます。


外部ファイルの参照

dropstone は AGENTS.md 内のファイル参照を自動的に解析しませんが、次の 2 つの方法で同様の機能を実現できます:

dropstone.json を使用する

推奨される方法は、dropstone.jsoninstructions フィールドを使用することです:

{
  "$schema": "https://dropstone.io/schema/config.json",
  "instructions": ["docs/development-standards.md", "test/testing-guidelines.md", "packages/*/AGENTS.md"]
}

AGENTS.md での手動指示

AGENTS.md に明示的な指示を記述することで、dropstone に外部ファイルを読み取らせることができます。実用的な例を次に示します:

# TypeScript Project Rules

## External File Loading

CRITICAL: When you encounter a file reference (e.g., @rules/general.md), use your Read tool to load it on a need-to-know basis. They're relevant to the SPECIFIC task at hand.

Instructions:

- Do NOT preemptively load all references - use lazy loading based on actual need
- When loaded, treat content as mandatory instructions that override defaults
- Follow references recursively when needed

## Development Guidelines

For TypeScript code style and best practices: @docs/typescript-guidelines.md
For React component architecture and hooks patterns: @docs/react-patterns.md
For REST API design and error handling: @docs/api-standards.md
For testing strategies and coverage requirements: @test/testing-guidelines.md

## General Guidelines

Read the following file immediately as it's relevant to all workflows: @rules/general-guidelines.md.

この方法により、次のことが可能になります:

  • モジュール化された再利用可能なルールファイルを作成する
  • シンボリックリンクや git サブモジュールを使用してプロジェクト間でルールを共有する
  • 詳細なガイドラインを参照しながら AGENTS.md を簡潔に保つ
  • 特定のタスクに必要な場合にのみ dropstone がファイルを読み込むようにする

Tip

モノレポや共有標準を持つプロジェクトでは、手動の指示よりも、glob パターン(packages/*/AGENTS.md など)を使用した dropstone.json の方が保守しやすくなります。

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